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夫に内緒でプチ豊胸。ヒアルロン酸注入で「AAA」→「A」に。w どうにか夫にはバレなかったけど、1、2年で元に戻るこの胸。だから今は、サプリとマッサージで更なるバストアップ目指してます。


by momokodiary
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プチ豊胸体験レポート

手術室に入るとまず写真撮影。
上半身裸になり壁の前に立った。
「カルテ以外の目的では撮影しませんからご安心下さい」という看護士さんに
「これでも撮影してください」と自分のカメラを手渡す私(笑)。
2つのカメラで それぞれ正面と左右側面を撮影した。

部屋の中央には手術台が・・・
さすがに恐怖と緊張感。

手術台に上がるよう女性看護士さんに指示され
上半分に敷かれた消毒済みの布に触れぬよう静かに手術台に座る。
上半身をイソジンで消毒後、別の消毒液で胸部を消毒。
両腕は消毒済みの布の手袋で覆われる。
テレビドラマでよく見る 手術シーンを思い出す。
(あぁ・・・やっぱり手術だ・・・)と実感。

おそらく先生を呼びにいったのだろう。
看護士が廊下に出ると、ほどなく先ほどのドクターが現れた。
私は一度身体を起こし、看護士が持つ鏡に胸部を写す。
先生が胸にしるしをつけたはじめた。
両胸に円を描くように点点点・・・と。
(これを目安にヒアルロン酸を注入していくんだ・・・)
両胸の下にも、麻酔とヒアルロン酸を注入するための場所をマーキング。
再び横になり、胸に今度は円状(?)のしるしをつける先生。
「くすぐったいですか~?」
「大丈夫です・・・」
(ただ、ただ、コワイんです)


ふと思い出す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は大の注射嫌い。
妊娠中の採血の時、恐怖のあまり貧血を起こしたことがある。
婦人科の検診のときもそう。
身体の中に金属の器具が入ってくる感覚を想像しただけで
死にそうな気分になる。。
それなのに、こんな手術に耐えられるんだろうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そんな私の不安をよそに、手術は始まった。
まずは胸の下部に局所麻酔。
その後、胸下の穴からやわらかいストローのようなもの(?)を入れ
胸全体に麻酔を広げていく。
乳房の中をうごめく何か・・・(何かってチューブだけど)
ポコポコ・・ポキポキ・・・妙な感触・・・
やっぱり・・・痛いよぉぉ・・・
「これが今日一番痛いところですから~」と先生。
時折顔をしかめながら 目を閉じたり天を仰ぐ私。
その作業は5分ほどで終了した。
そのまま麻酔が効いてくるまで静かに待つ。


先生は退室し、看護士さんと二人きりになる。
「あの・・・先生って上手なんですか?」
思わず聞いた。
「上手ですよ~」と看護士さん。
「自然な感じになるんですよね?」
「よっぽど無理にヒアルロン酸を入れるとしこりになったりしますけど
そうでなければ大丈夫ですよ~」と言われた。

・・・てことは
「時間ないんで早くしてください」なんて
間違っても言えないわけだ(苦笑)


15分後、再び先生が登場。

そして、いざ、ヒアルロン酸を注入する。
「押されるような感覚はあります」と看護士さん。
とにかくさっきみたいな痛みがないことを祈る。
先ほど麻酔を入れた穴から管を入れ、同じように胸全体に
バランスを見ながらヒアルロン酸を注入していく。
「この手術がはじまってもう4年くらいになりますが
リピートするお客さんなんかはもう慣れて世間話しながらやるんですよ~」
・・・なんて先生、軽く言ってくれる。
そりゃそうさ、乳房の中に管を入れられて
胸の中ひっかきまわされてるのは、あんたじゃなくあたしなんだ。と思いつつ・・・
恐怖と鈍い痛みと時折ポキポキ(ポコポコ?)という妙な間隔で死にそうな気分の私。
早く終われ・・・と心の中で願いつつ、
早く終わらせようとして失敗だけはしないで・・・と祈る。
顔をしかめて無言で目を閉じている私に
「大丈夫ですか~?」と何度も看護士さん。
「・・・は・・・い・・・・」最後はもう返事をするので精一杯。


先ほどの麻酔の時と同じくらいの時間で
ヒアルロン酸の注入も終了。
起き上がって鏡を見ると「でか!」のひと言。
100ccのヒアルロン酸に加え、100ccの麻酔液が入っているから余計に。
2~3週間もすると、麻酔のぶんのふくらみは落ち着くらしい。
「てことは、半分くらいになっちゃうんですか?」と聞くと
「半分にまではなりません。ちょっと落ち着く・・・といったくらいです」と看護士さん。

でもやはり胸は痛い・・・
痛みを訴え、早めに痛み止めを飲んだほうがいいと
術後すぐに手術台の上で痛み止めを飲んだ。

気分は・・・
もう放心状態に近い。。
大きくなったことだけは確認したけれど、できれば今は胸に触れたくない。
平気な人は平気なのかも?
注射や針や病院が嫌いな私には かなりの苦痛でした。

それでも看護士さんにカメラを渡して
胸を撮影してもらいました。



静かに服に着替えると
胸元にうれしいふくらみが・・・
でもまだこれを自分の胸と喜ぶことはできず
なんとなく、異物感。。

そのまま静かに病院を後にしました。




** 手術を終えての感想 **

「プチ豊胸」そんな言葉に踊らされ
安易に挑んだヒアルロン酸注入。
『注射でちゅっちゅっと1カップアップ♪』
そんなイメージだったけれど
実際は、メスこそ使わないけれど
切開こそしないけれど
小さな穴から柔らかいストローを入れて異物を注入・・
手術は手術なのだと実感した。

私のように安易に「プチ豊胸」「プチ整形」を考えている人は
絶対にやめたほうがいいと思う。
いくら頭に「プチ」をつけたところで
手術はやはり、手術なのだから・・・




*このブログはプチ豊胸に反対する内容のものではなく
私の個人的な感想を綴ったものです。感じ方には個人差があります。
by momokodiary | 2009-04-15 10:18 | いざ!プチ豊胸